侮辱罪厳罰化って?どうしてそうなるの?

2022年8月21日

みなさんこんにちは!やさかんです。

最近、このワードを目にしませんか?

「侮辱罪厳罰化」

今回は、このワードについて見ていきましょう。

 

★侮辱罪って何?

★厳罰化ってどういうこと?

★いつから?

★今どういう状況?

 

侮辱罪って何?

刑法231条に次のように記載されています。

事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。

短い文章ですし、そこまでわかりにくい内容ではないですよね。

摘示とは、事実をかいつまんで示すことです。

人前で適当なこと言って人を馬鹿にしてはいけません。

そういうことですね。(個人だけでなく会社とかに対してもだめです)

 

「やさかんって頭悪そうだよな~」

「やさかんみたいな人って裏で悪いことしてるよ」

「弟の彼女の父親の友達のいとこの息子の先輩がやさかんの友達だけど昔万引きしてたって言ってた」

 

こういうの、全部アウト!ですよ。

・・・ま、まぁ一番上のは事実かもしれませんが、

それでもそれを事実と言えるような事実を提示していないのでだめです!

まぁ事実を指摘している場合でも「名誉棄損罪」になる可能性があるんですけどね。

 

この侮辱にする行為は、

口に出した場合だろうと文章で書いた場合だろうと対象です。

ブログやSNS上でも成り立つってことですね。

皆さん気を付けましょう。

 

ちなみに親告罪です。

一般的なイメージとして、事件が起ったら、

警察が捜査して犯人見つけて、そのあと裁判にかけられますよね。

 

親告罪の場合、被害者の訴え(告訴)がなければ

警察は捜査したり犯人捕まえたり、

事件を立件すること自体ができません。

 

厳罰化ってどういうこと?

この侮辱罪に対して、近年、

厳罰化しようという動きがあります。

 

これまでに、特にネット上での出来事を

しばしば問題として取り上げられてはきましたが、

非常に多くの人が知ることとなった事件を契機として、

改正案が閣議決定されています。

 

というのも、現在は刑罰として存在するものの、

刑罰が拘留または科料となっています。

 

拘留は30日未満刑務所などに入ること、

科料は1万円未満のお金を払うこと、です。

 

今までは大してことないと思ってたけど

結構大変なことになるってわかったから罪重くしよ!

ってのが今の状況ですね。

 

改正案では、1年以下の懲役or禁錮or30万以下の罰金or拘留or科料へ

引き上げ予定です。

 

侮辱罪に相当する行為について

あえて軽んじた言い方をするならば、

人の悪口をいった「だけ」

といえるかもしれません。

 

おそらく、現行の侮辱罪が定められた時は、時代も時代だったので、

そんなことで・・・(警察が動くようなことじゃない)程度に

考えられていたのでしょう。

 

しかし、現代はネットの普及により、

個人の発言・行動がより多くの人の目に触れるようになりました。

 

これは非常に多くのメリットをもたらしてくれた反面、

こういった悪い面が与える影響も大きくなってしまいました。

 

実際に人の命にかかわる事態へ発展しうるということが

明るみにでたことで、国として動かざるを得なくなった、

というのが実状でしょう。

 

はっきり言って人の言葉が鋭利な刃物であり、

自ら天に昇る道を選ばざるを得ない状況にまで

追い込むことがある、ということは何十年も前から

言われてきたことではありますが、

周囲の理解を得られにくいものでした。

 

それが近年のネットの普及によって、

被害者の声が多くの人に届くようになり、

問題が顕在化した、といえます。

 

いつから?

2022年3月8日に閣議決定・衆議院に提出しており、

6月15日までに成立を目指しているようです。

 

しかし・・・・?

 

今どういう状況?

4月21日に、衆院本会議で審議入りしました。

そこで立憲民主党が、言論弾圧につながりかねないとして、

改正案を修正しないなら反対するよ、って言ってる状況のようです。

 

予定ほど、スムーズに事が進まないかもしれませんね。

 

いかがでしたか?

たしかに、言論の自由は保障されるべきであって、

言論弾圧になりかねない危惧がある場合、

全力を以て反対すべきでしょう。

 

個人的には、人を貶めることになりかねない発言、

守る必要ないと思っていますけど。

むしろ、人を傷つけることにならないよう発言に常に気を付ける、

ということは現代人に最も必要なことのひとつだと思っています。

 

ま!法律に賛成反対って意見はここでは明言しないでおきますね!

私やさかんが明確に賛成してるのは「やさしいせかいをつくること」です。

 

それではここまでお読みいただいたみなさま、

ありがとうございました。おつかれさまでした!

 

また次回もよろしくお願いします。